
現在の仕事内容を教えてください。
ものづくりが好きで、2018年に和歌山の工業高校を卒業後、薩摩建設に入社しました。7年目となる現在は、主任として現場全体を統括し、職人さんの手配から、施工図の作成、工事の進捗管理、施主や設計者との打ち合わせまで、施工管理に関わる幅広い業務を担っています。
当社が手がけているのはおもに4〜13階建てのビルで、昨年はRC造8階建てマンションの施工管理を初めて任されました。現場では鉄筋工や型枠大工、コンクリート職人、内装を仕上げるボード屋さんやクロス屋さん、塗装業者、さらには搬入車両を誘導するガードマンまで、20〜50社もの業者が関わります。それらをまとめるのは決して容易ではなく、大きな責任を伴いますが、その分やりがいも大きい仕事だと感じています。
ひとつの建物が完成するまでには、7〜8か月、長い場合は1年以上かかります。その長い期間、所長をはじめ多くの職人さんたちと力を合わせ、施主の想いに応える空間を形にしていきます。建物が日に日に完成へと近づいていく様子を見るたび、この仕事に携わる喜びを強く感じます。
まだ駆け出しの立場ではありますが、多様な人と知識が集まる現場を任されている責任を強く感じながら、誇りをもって日々の仕事に向き合っています。

成長を感じるのはどんなときですか?今後の目標は?
入社当初はほぼゼロからのスタートでしたが、上司や先輩方のサポートを受けながら、施工管理の基礎を着実に学んできました。当社には若手でもどんどん任せてもらえる環境があり、未経験でも実地で学びながら一歩一歩成長していけます。
これまででもっとも印象に残っているのは、初めて担当した4階建ての工場が完成したときです。足場とシートが外れ、工場の全景が姿を現した瞬間は、鳥肌が立つほどの達成感がありました。あのときの感動は今も忘れられません。
完成後しばらくして現場を通りがかった際、自分が携わった工場が実際に稼働し、きれいに使われている姿を目にしました。そのとき改めて、「この仕事は、たしかに役立つものなんだ」と強く実感し、胸が熱くなりました。
今後は、一級建築施工管理技士の取得を目指しつつ、10階以上の建物をひとりで最後まで担当できる力を身につけたいと考えています。機会があれば、まだ経験のない官公庁案件にも挑戦し、経験の幅をさらに広げていきたいです。将来的には所長として現場を取り仕切れるよう、目の前の仕事に真摯に向き合っていきます。
未来の自分を描けるのは、身近にお手本となる経験豊富な先輩がいて、若手にも挑戦のチャンスがあるからこそ。この恵まれた環境に感謝しながら、さらに成長を重ねていきたいと思います。
働く環境とワークライフバランスについて教えてください
職場は活気にあふれていて、若手からベテランまで幅広い世代が活躍しています。新人は経験者・未経験者を問わず、所長の下で基礎を学びながらフォローしてもらえるので、安心して仕事に慣れていけます。私自身も現場で学ぶなかで、日々成長を実感しています。
仕事の進め方に迷ったときは、直属の上司はもちろん、他現場の先輩にも気軽に相談できます。それぞれのやり方を吸収し、自分の現場に取り入れることも多く、先輩方のアドバイスにいつも助けられています。さらに、一級建築施工管理技士の上長が、資格取得のための勉強会を開いてくれることもあります。難しい国家試験ですが、こうした支えがあることが大きな励みになっています。
仕事に真剣に取り組みながらも、ワークライフバランスを大切にしているのも当社の魅力です。「残業をなるべく減らそう」という方針があり、工期が順調であれば定時退社も可能です。現場の状況次第ではありますが、やるべきことをしっかり進められていれば有給も取得でき、オンオフのメリハリをつけて働けています。
休日には上司や同僚とキャンプやスキー、釣りなどをたのしむこともあり、年齢や役職に関係なく交流できるのも当社ならではの特長です。私自身も月1回は仲間と釣りに出かけ、リフレッシュの時間を大切にしています。
入社を考えている方に一言メッセージをお願いします。
当社は、日々の成長を実感できる場所です。未経験でも安心して働けるよう配慮されていて、資格取得やスキルアップも積極的に後押ししてくれます。また、会社の方針として仕事とプライベートの両立を推奨しているため、働きながら自分の生活も大切にできます。
どんな仕事もたのしみ、新たな挑戦に前向きに取り組める方と一緒に働けたら嬉しいです。
ものづくりが好きであれば、経験の有無にかかわらず必ず成長できます。仲間とともに建物をつくり上げる喜びを、ぜひ薩摩建設で味わってほしいと思います。
私たちと一緒に、誰かの役に立ち、喜ばれるものづくりに挑戦してみませんか?




